年頭所感
(平成14年)
藤田 豊
年頭所感
無以嗜欲殺身 無以貨財殺身
無以政事殺民 無以学術殺天下
私は右の文義の政事と学術に深い感銘を覚えます。
戦後、朝野を風靡した民主主義・自由主義・共産主義は、とりわけ天下の青少年・学徒の心腸を毒し続けて50有余年。遂に我が国今日の混迷を招きました。
この責任は、国民に先んじて案ずべき、国会と行政官庁にあります。
「教育は国家の大本」であります。何故に今日まで強力な対策が為されなかったのか。保守本流の政党が、左翼陣営の反対と混乱を恐れたからで、見識・肝識の欠如であります。
今日漸く全国に澎湃として「教育改革」の狼煙が上がりました。背水の陣を敷き、不退転の決意で断行し、祖国復興への大道を築いていただきたいと切願致します。