大東亜戦争の大義
(平成23年)
前大東亜聖戦大碑護持会会長、元参議院議員
板垣 正
戦後65年、現世紀の世界は、空前の大転換期を迎え、新興国を中心に活力に溢れている。
然るに、わが国は、依然として占領憲法の支配下に甘んじ、戦後体制を脱し得ず、国家存立の基本を見失い、国勢は振るわず、まさに存亡の危機に直面している。
光輝ある歴史、伝統を継承し、誇り高い新生日本の再建こそ急務である。
その大道を阻害するものこそ、占領体制の遺物たる「東京裁判」史観である。
昨年の8月15日、閣僚は誰一人、靖国神社に参拝する者はいなかった。
まさに一事が万事である。
大東亜戦争の大義の復活こそ、唯一の救国の道である。
この道は、10年前、大東亜聖戦大碑のもとに、日本人の魂の覚醒の大道が拓かれ、いま力強く、世代を超えて輪を拡げている。