御挨拶
(平成12年)

大東亜聖戦大碑護持会名誉会長、元関東軍参謀

草地 貞吾

祝辞を申し上げます。
大東亜戦争は、世界史空前の大偉業でありましたが、私はこの大戦に参加した一員として、ここ石川護国神社の御前に聖戦大碑が、有志の皆様、ここにおいでになる沢山の方々の御協力を得て、こういう具合に立派に建ちました。ほんとうに有難うございました。これ以上云うことはないのでありますが、私の大東亜戦争に対する認識を、一言申し上げさせて頂きます。

大東亜戦争は、世界史空前の大偉業でありました。それは500年にわたる世界の旧植民地時代をこの戦争によって終焉せしめたのであります。現在世界には約200ヶ国がございます。以前は50しかなかった。150という新しい国々は日本の力によって解放され独立自尊。現在、苦難の道を歩きながらも孜々営々として自己の道を歩んで居ります。
それに比べてこの日本の現状はどうですか。
戦後民主主義という猛毒にやられまして、まったく精神が腐ってしまった、それが今日の状況であります。
戦後民主主義、これを撃滅しない限り日本は再生致しません。戦後民主義、これは伝統と道徳を無視する日本精神破壊の主義者であります。これは神を否定します。日本は津々浦々の神の國。皆さんは神様ですよ。皆さんも神様の児であります。その神様の國であるのに政府は、与党は、野党は今どうして居りますか、右往左往全く国家の道を誤って居ります。経済復興とか財政再建とかそれは末の末であって、大和魂を取り戻さねば日本は永久に立ち上がることはできません。
ここに居る皆さんはその先達であります。
どうか皆さん、そう云う夢をもちまして、日本国家のために建ったこの聖戦大碑でありますから、これを起点として、この日本を皆さんと同じような魂のある日本に致しましょう。

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