NHK報道の真意
(平成16年)

桑本 茂雄

昨夜(3月31日)NHKのテレビ番組「そのとき歴史は動いた」をみました。
我々はどのように受け止めるべきでしょうか。

それは沖縄戦のことで最近アメリカの資料の中に日本が現場で子供までを兵隊に招集したと云うものです。だから大量の人が殺された。傾斜地にいた人が撃たれて頭からずり落ちる場面はこれまで何回も見ました。
敵戦車の停止中のものに日本の子供が車の後部から入り爆薬を仕掛けた場面そして前部から這い出る様まで写しておりました。戦車の腹になる箇所に手榴弾らしきものを乗せる箇所があるのだろうが、無理をしなくても外側のキャタピラに仕掛ければよいではないか。

日本側が敵中に入り込んで撮影できたのだろうか、出来たら何故爆破まで見せないのだろうか。アメリカ側が撮ったものならば何故撃ち殺して了わないのだろうか。「これが謀略というものだな」と私は直感しました。NHKはアメリカに肩もつ撮影をするのだろう。アメリカはイラクに無謀な殺戮を繰り返している。その批判をかばい歯止めとしているのだろうか。日本は下らない戦争をしたではないかと自虐史観を同胞に見せたいのが本意でないだろうか。
 四月一日 朝

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