我死すとも祖国を護らん
―小泉純一郎に怒りの鉄槌を―
(平成18年)

本村 和治

皇紀2666年に際して謹んで新年の御祝辞を申し上げます。
中田先生におかれましては、御健勝にて救国救世の決意も新たに清々しい元旦の朝をお迎えのことと拝察申し上げます。

小生にとりましては複雑な思いで元旦の朝を過ごしております。それは申し上げるまでもなく昨年、皇室典範に関する亡国識者会議が1億3千万の国民のうち、たった10人の一握りの、それこそ日本の歴史も伝統の何たるかも知らない浅薄な判断によって女系天皇の容認を打ち出したことであります。むろん小生も敬宮内親王殿下のお健やかな御成長を願う事に関しましては人後に堕ちませんが、臣民の一人として申し上げれば、神武天皇が橿原宮で御即位以来、天皇は父(男系)方で今上陛下まで125代綿々と世界最古の王朝が継承されてきた訳であります。女系はいわば皇室の歴史に於いては不可侵の「タブー」だったのであります。
「万世一系」とはまさしく「男系による一系」であります。皇室の本質はまさにそうした不動の伝統を保持する事にあるのであり、今後、皇太子、秋篠宮に親王殿下御生誕の可能性もまだ残されており、また終戦後、GHQが日本弱体化の企図の下、臣下に降格させられた元皇族の功績復帰という道を採らないのか。現在の女性皇族(内親王)に養子を元皇族(男系)から採ることができるように定め、その方に皇位継承権を与える(差し当たり内定皇族と直系のみに留める)。更に元皇族に、廃絶になった宮家(例=秩父宮・高松宮)の祭祀を継承して頂き再興する(将来の常陸宮家・三笠宮家もこの範疇に入る)という選択肢が厳然として存在しているのであります。私たちの国は有史以来、男系の天皇を戴き和の精神をもって継承してきたのであります。皇統護持断固死守!

このままでは日本が日本でなくなる。今、未曾有の建国以来の国難を真に打開できるのは最早「日本をまもる会」しかない。
中田先生、何卒皇統断絶の亡国の徒、小泉純一郎に天の怒りの鉄槌を下されることを、私本村和治も皇統が維持できぬ時は、自らの命を捨てて償います。
祖国よ永遠なれ。我死すとも祖国を護らん!

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