保守とは
(平成22年)

維新政党・新風 石川県本部
中濱 広光


昨年の衆議院選で政権が交代した。我々は亡国法案の成立を遅らせ、日本国民が民主党とはシナ中共・南北朝鮮の傀儡政党であると気付くまでの時間稼ぎをしようと、自民党のビラのポスティングまで行った。我々としては売国政党自民党を応援せざるを得ないという、心理的矛盾を抱えた苦行以外の何物でもなかった。

保守を自任する方々の殆どは、自民党が保守政党であると考えているようであるが、考えてもらいたい。ここまで日教組を野放しにし、金欲しさのあまり財界の言いなりになり、連合を増長させたのはどこの政党なのか。革マル派活動家の強い影響下にあるJRや国立大学を放置し、NHKを新華社日本支局とも言うべき放送局として育て、国立大学において反日活動家を養成し、そのためにシナから洗脳教育担当の共産党員を招聘し、私立を含めれば現在千数百人を教授という地位に就けさせて来たのはどこの政党が政権に在ったときなのか。

自民党は入管特例法により在日朝鮮人を特別なものとし、そして国籍法を改悪しシナ人の増殖を容易にし、朝鮮人・シナ人には易々と生活保護を与えて来た。大阪市だけで一万人以上の在日朝鮮人に生活保護を支給している。ところが、日本人は毎年一万人ほどの人が生活保護を受けられず、金銭的困窮により自殺をし、なかには餓死している者さえいる。どれだけ在日企業から支援を受けているとはいえ、自国民の生命財産の安全は軽視し、次から次からシナ人朝鮮人の利益を優先する施策を打ち出すとは如何なることか。外交においては田中内閣がもともとありもしなかった尖閣問題を作り、靖国神社の問題は中曽根が作り、竹島不法占拠は歴代内閣総てが放置してきた。土下座外交は教科書問題その他の内政干渉を招き、噴飯ものの河野談話なるものまで出した。おかげで今また中韓傀儡政党民主党も菅談話なるものを発表した。自民党からは批判の声が出ないと解っているからである。

田母神氏は「日本には保守の受け皿がない」と発言されているが、それは大きな勘違いであると言いたい。本当の保守政党としては唯一小さいながら我々維新政党・新風がある(政党助成法上では政党扱いにならないが)。保守の受け皿がないのではなく、議員一般国民を問わず利権保守・似非保守が多すぎ、本当の思想保守があまりに少ないだけである。保守とは自身の利害を抜きにして国家と日本民族を第一義として考える者でなければならない。

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