日本よ、メインタンクブロー
(平成18年)
武部 敏克
「メインタンクブロー」
水中から海上に浮上する時の号令、緊張の一瞬です。
太陽の光、肌に感ずる。清水、ぐぐっと、生きる力を感じる。
「一蓮托生」の絆、傘寿の今も固し、全国の友よ有難う。
海軍生活「報、連、相」、今も素直に人生訓。
「ベーント開け」
急速潜航の号令、緊迫感、十数秒で、艦は洋上より姿を消す。
深さ100(m)、海中深く静かに潜航。さあ、機関科、電気の出番だ。
元潜水艦乗務員(電気)の、青春の一齣(こま)。
いろんな思いを浮かべながら感ずることは、どうも近頃の精神の荒れ果てた世相は、皇国日本丸が沈没の危機にさらされて居る様である。聞く所によれば、皇室典範が改正され萬世一系が断絶の危機となるという。
それこそ生命をかけて護らねばならぬl。
改悪は絶対許せない。
「日本よ、メインタンクブロー」